戸籍と無戸籍 「日本人」の輪郭 [ 遠藤 正敬 ]

戸籍と無戸籍 「日本人」の輪郭 [ 遠藤 正敬 ]

「日本人」の輪郭 遠藤 正敬 人文書院コセキトムコセキ エンドウマサタカ 発行年月:2017年05月17日 予約締切日:2017年05月16日 ページ数:372p サイズ:単行本 ISBN:9784409241172 遠藤正敬(エンドウマサタカ) 1972年生まれ。

早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。

博士(政治学)。

早稲田大学台湾研究所非常勤次席研究員。

早稲田大学、宇都宮大学、東邦大学、大阪国際大学等で非常勤講師。

専攻は政治学、日本政治史、東アジア国際関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 「無戸籍」とは何かー戸籍がない「日本人」とは/戸籍の役割とは何かー届出によってつくられる「身分」/「無戸籍」という意味ー「日本人」の証明なき「日本人」/無戸籍の来歴ー古代から近世まで/近代日本戸籍の成立とその背反者/家の思想と戸籍ー「皇民」の証として/「社会問題」としての無戸籍問題/無戸籍となった越境者ー移民、戦争、戸籍/無戸籍者が戸籍をつくる方法ー「日本人」の資格とは/「無戸籍」と「無国籍」ー「籍」という観念/戸籍がないと生きていけないのかー基本的人権と戸籍/戸籍がなくても生きられる社会へ 「日本人」とは誰なのかー近代日本において無戸籍者の存在は、家制度をはじめ徴兵、治安、福祉などに関わる政治・社会問題であると同時に、移民、引揚げに関わる国際問題であった。

そして現代では家族生活の多様化に伴い、戸籍の必要性そのものが問われている。

無戸籍者の歴史的変遷を辿り「日本人」の輪郭を改めて捉え返す労作。

本 人文・思想・社会 法律 法律


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